スマホから簡単に予約ができ、便利にクルマを利用できるcareco(カレコ)のカーシェアリング。
予約するときには、利用を開始する時刻と終了する時刻を入力する必要があります。
しかし、予約時点で何時間使うか、何時に返却できるかを確定させるのはなかなか難しいですよね。
- 予約したときは余裕をもって時刻を入力したけど、実際はもっと早く返却できた!
- 早く返した分の料金は請求されるの、されないの?
ここでは、早めに返却したときのこんな疑問を解決し、カレコをより無駄なく利用する方法を説明します。
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早く返却したら料金は安くなるのか?
結論から申し上げると、予定よりも早く返却したときの料金の計算方法は予約時間によって異なります。
この予約時間が6時間以内かどうかで、以下のように料金計算方法が変わります。
予約時間が6時間以内
⇒ 早く返却した分だけ利用料金が安く計算される
予約時間が6時間以上
⇒ 早く返却しても予約時間通りの金額が請求される
ここで注意したいのが、計算の違いの指標となるのが「利用時間」ではなく「予約時間」であるということです。
予約時間 : 予約するときに入力した、開始時刻から終了時刻までの時間
利用時間 : 実際にクルマの利用を開始してから終了するまでの時間
予約時間というのは、アプリから予約するときに表示される以下の時間のことです。
6時間以内の予約であれば、使った分だけ請求されるので無駄がないということになります!
料金のシミュレーション
予約時間が6時間以内の場合と6時間以上の場合で、それぞれ料金のシミュレーションをしてみましょう。
ここではベーシックプランでコンパクトクラスを利用した場合(10分あたり130円)を想定します。
予約時間が6時間以内の場合
予約時間が6時間以内の場合、「予約開始時間から利用終了時間まで」の時間に応じて料金が計算されます。
例)5時間の予約に対し、利用開始が30分遅れ、利用終了が1時間早まった場合
・予約開始時間10:00, 予約終了時間15:00 (予約時間5時間)
⇒ 予約時点での料金:130 * 30 = 3,900円
・利用開始時間10:30, 利用終了時間14:00 (利用時間3時間30分, 予約開始時間から利用終了時間まで4時間)
⇒ 請求される料金:130 * 24 = 3,120円
利用時間が予約よりも1時間早まったので、1時間分の料金780円は払わずに済みます。
ただし、利用開始が遅れたことによる30分は料金が発生しますので注意が必要です。
予約時間が6時間以上の場合
予約時間が6時間以上の場合、「予約開始時間から予約終了時間まで」の時間に応じて料金が計算されます。
つまり、早く返却しても料金が安く済むということはありません。
例)6時間30分の予約に対し、利用開始が30分遅れ、利用終了が1時間早まった場合
・予約開始時間10:00, 予約終了時間16:30 (予約時間6時間30分)
⇒ 予約時点での料金:6時間パック料金3,800 + 時間料金130 * 3 = 4,190円
・利用開始時間10:30, 利用終了時間15:30 (利用時間5時間00分, 予約開始時間から利用終了時間まで5時間30分)
⇒ 請求される料金:予約時点と同じ4,190円
実際に利用した時間は6時間以内ですが、予約時点で6時間以上の予約をしているため、どんなに短い利用であったとしても予約時点の料金が請求されます。
利用する際の注意点
以上のように、カレコでは6時間以内の利用であれば、予約よりも早く返却した場合には使った時間分だけの料金が請求されます。
ただし、当然ながら予約された時間帯は他の人からは「予約不可」と表示され、予約することができなくなってしまいます。
キャンセル待ちを使うことはできますが、「使うことはないと思うけど、とりあえず長めに予約しておこう!」という使われ方をされると、他の利用者にとっては不便となります。
このあたりは利用者同士のマナーの問題ですが、他の人も便利に利用できるよう、必要な分だけの予約を心がけたほうがいいでしょう。
まとめ
カレコで予約時間よりも早く返却した場合に、料金がどのように計算されるのかを解説しました。
6時間以内の利用であれば、予定よりも早く返却した場合は使った分の時間に応じて料金が計算されるため、無駄なく利用することができます。
利用終了時間がはっきりしないときにやむを得ず長めに予約をしてしまっても、使わなかった分を多く支払う必要はないので安心して利用できますね。
ただし、使いもしない時間を必要以上に押さえてしまうのは他の利用者にとって不便となるので、節度をもって利用するのがいいでしょう。
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