カレコの特徴

【乗り捨て可能?】カレコの乗り捨て対応状況を調査

careco(カレコ)をはじめとするカーシェアリングサービスは、借りたステーションに返却するのが通常の利用方法となっています。

一方で、

  • 帰りは電車を利用したい
  • 出先でいったん利用を終了して、帰宅時にまた利用したい
  • 旅先で使うとき、借りたステーションとは別の場所に返却したい

といった要望を持つ人も多いと思います。

海外では乗り捨て可能なカーシェアリングサービスもありますが、カレコでは乗り捨てを利用できるのでしょうか?

ここでは、カレコや他のカーシェアリングサービスの乗り捨て対応状況を説明します。

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カレコで乗り捨てはできるの?

2019年8月14日現在のカレコ公式サイトQ&Aを調べてみると、以下のような回答がありました。

カレコ公式サイトより(2019年8月14日時点)

残念ながら、現時点でカレコでは借りたステーションへの返却が必須となっており、乗り捨ては利用できないとのことです。

私も日中に都内で用事がある場合などに利用したいのですが、出先で用事を済ませている数時間は駐車場に停めているだけで利用料が発生してしまうため、いつもためらってしまいます…。

そこで、なんとか気軽に乗り捨てで利用できないものかと、他のカーシェアリングサービスの状況も調べてみました。

 

他のカーシェアリングサービスの状況は?

カーシェアリングサービス大手のタイムズカーシェアとオリックスカーシェアについて、乗り捨てサービスの対応状況を調べてみました。

タイムズカーシェア公式サイトより(2019年8月14日時点)

オリックスカーシェア公式サイトより(2019年8月14日時点)

このように、他の大手2社のサービスでも乗り捨ては利用できません。

例外的にタイムズカーシェアは一部の空港間で乗り捨てが利用できますが、乗り捨て料金も通常クラスの車両で3,240円と高額です。

2014年にカーシェアリングの乗り捨てが法的に解禁されたものの、余剰な駐車場や車両の再配置コストが必要となるなど、実現するには課題が多いようです。

路上駐車スペースが豊富な欧米ではハードルが低いようですが、日本での乗り捨てサービス実現はまだ難しいようです。

 

レンタカーの乗り捨てプランで代用

レンタカーであれば、乗り捨てプランが利用できます。

やはりカーシェアリングと違って対面の手続きが必要になるなど手間はかかりますが、最近はスマホから簡単にオンライン予約ができます。

どうしても乗り捨ての利用をしたい場合に使う代替案としては優秀なサービスです。

 

ここではニッポンレンタカーを例にとり、乗り捨て料金がどのくらいかかるのかを紹介します。

乗り捨て料金は、同一都道府県内の移動かどうか、移動距離がどのくらいかといった条件によって細かく変わります。

今回は、神奈川県・平塚市を基点にいくつかのパターンでシミュレーションしてみました。

なお、車両はすべて乗用車クラスです。

出発営業所 到着営業所 乗り捨て料金
神奈川県・平塚駅前 神奈川県・鎌倉由比ヶ浜 0円
神奈川県・川崎駅東口 1,000円
東京都・渋谷駅東口 3,000円
栃木県・宇都宮東口駅前 9,000円
宮城県・仙台駅西口 24,000円

同一都道府県の近隣エリア間であれば0円で利用できる場合もありますが、当然エリアが離れるほど料金は高くなっていきます。

神奈川県から都内への乗り捨て時も3,000円かかるので、カレコの6時間パックが3,800円からであることを考えると数十km程度の距離で乗り捨てする場合はあまりお得ではないかもしれません。

 

まとめ

便利なカーシェアリングサービスですが、やはり借りたステーションに返却しなければならないというルールは各社同じようです。

レンタカーを代用すれば乗り捨てを使うことができますが、利用条件によってはあまりお得にならない場合もあるので、各社公式サイトの料金シミュレーターで計算してみるのがいいでしょう。

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